<腸械毛から吸収>
小腸の内側の粘膜は輪状のヒダで覆われ、このヒダには腸絨毛
と呼ばれる突起物があり、腸絨毛にはさらに微絨毛が覆っています。
これらの面積はテニスコート一面くらいになります。
腸綾毛の内部にはリンパ管や毛細血管がつながっており、
栄養素はここを通って体内に吸収されます。
一度、肝臓に蓄えられ、その後再構成されて全身へ送られます。
<大腸>
◆ 力スの貯蔵・便の加エ工場
小腸より太く直径3 ~ 5 センチ、長さ1.5 メートル位あり、
小腸のような絨毛はありません。
小腸で消化吸収されて残ったカスを一時的に蓄え、
余分な水分をさらに吸収してほどよい固さの便を作る、
便の加工工場になっています。
◆ 腸内細菌による消化
小腸で消化・吸収し切れなかった成分は腸内細菌が利用します。
大腸にはたくさんの腸内細菌が棲んでいて、
流れてきた未消化の栄養などを分解し様々な物質を代謝します。
これらの物質を人が吸収して健康に役立てています。
この腸内細菌の働きが、人と密接に関っていてとても重要な
役目を負っていることがお解り頂けましたでしょうか?
何気ない日々の食事。
でも、腸内は体を元気にさせようと、消化活動を日々おこなっているのです。
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